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【講演会のお知らせ】石上友章 先生「血管年齢の科学的な価値と可能性」
2025/12/1
      

 来たる令和8年1月23日(金)に開催される神奈川県主催の「科学技術フォーラム(ME-BYOシンポジウム:生活習慣/脳梗塞等)」で、血管機能指標における先端的な研究知見について、横浜市立大学の石上友章先生がご講演される予定です。


■ 概要
・講演タイトル 『血管年齢の科学的な価値と可能性』
・講演者 石上 友章 先生 所属:横浜市立大学附属病院 循環器内科 診療教授
・日時 令和8年1月23日(金)開催(詳細は下記URLをご確認ください)
・会場 湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)講堂
 〒251-8555 神奈川県藤沢市村岡東2丁目26番地の1
  *科学技術フォーラム詳細はこちら
  https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/me-byo-summit/summit/2025/scienceforum.html



■ 研究の背景と革新性
 動脈硬化の進行度や血管の老化を評価する血管指標AVI,APIは、これまでも様々な場面で臨床応用され、その有用性は国内外から報告されています。石上先生の研究は、この血管評価技術をさらなる高みへと昇華させました。AVI,APIによる血管機能の「見える化」技術と、分子生物学的メカニズムを融合する「統合的アプローチ」により、血管老化の本質的な理解を深め、世界中の研究者が追い求めている、動脈硬化の個別化(一人一人に最も効果的な)予防医療への道を切り拓こうとされています。この最先端の研究は、動脈硬化性疾患の医療に携わる医療従事者や研究者の皆様はもちろん、健康増進や「未病」改善といった健康長寿社会基盤の構築に関わる皆様にとっても、計り知れない可能性と即時的具体性を有しています。本研究は間近に迫ったAVI,APIという血管指標の職場や家庭への社会実装とともに、未病産業の発展を牽引し、国の健康・医療戦略に大きく貢献する可能性を秘めています。ぜひこの最新知見に触れ、新たな予防・診断技術が切り拓く未来に、ご期待いただきたいと思います。



■ 参考論文

*「AI血管年齢による動脈硬化残存リスクの見える化」
AI induced Vascular Ages are measurable residual risk for cardio-vascular diseases in Japanese population. Clin. Med. (ISSN 2077-0383) on 25 June 2025
https://www.mdpi.com/2077-0383/14/13/4722


*「腸管粘膜バリア機能に着目した新たな動脈硬化治療」
  https://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/news/20190617ishigami_plosone.html



<血圧計パセーサの最新関連情報>


■ 写真で見る!「黒岩日記」2025年10月8日 家庭用パセーサ(開発中)で血管年齢測定
  令和7年10月8日(水)BioJapan/再生医療JAPAN/healthTECH JAPAN 2025
  https://www.pref.kanagawa.jp/chiji/photolog/2025/1008.html


■ 健診機関での未病指標の導入に向けて、医療法人社団優和会と連携して実証事業を行います
  https://www.pref.kanagawa.jp/docs/bs5/prs/r3865742.html


■ 神奈川県みらい未病コホート研究の全体像と認知機能項目の拡充について
  (神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 准教授 中村翔先生)
  ベースライン調査項目(生理学的検査)にAPI,AVIが導入されました。
  https://www.youtube.com/watch?v=3xCaNfKKvZY


 
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