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「医工連携」のシンポジウムに参加します
2025/8/13
      

 来たる2025年9月27日(土)・28日(日)の2日間にわたってパシフィコ横浜ノースにて、第29回日本心血管内分泌代謝学会学術総会(CVEM2025)が開催されます。
https://www.m-toyou.com/cvem2025/index.html


 本会では、心血管内分泌代謝領域および医工連携領域を含むさまざまなプログラムが予定されています。その多くは専門的な医学研究をテーマとしたものですが、シンポジウム3「医工連携」では、パセーサでおなじみの血管指標API、AVIの開発経緯から最新の研究成果、そして社会実装への取り組みをご紹介することになりました。なお、展示コーナーでは、開発中の家庭用パセーサのデモ展示も予定しております。


 前回のブログでもご紹介したように、横浜市立大学医学部循環器内科の石上友章 診療教授のグループは、AIが解析したAPI、AVIによる血管年齢が、国際標準の「cf-PWV」に匹敵する、実用的な動脈硬化の評価指標になりうることを示しました。さらに、この指標によって、将来的な心血管疾患のリスクが高い人を早期に発見し、予防的な介入を促すことができるという、臨床現場における具体的なメリットを提示しています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40649096/


 弊社は昨年12月に、神奈川県と未病改善に向けた取り組みに関し覚書を締結し、この新たな指標を医療現場のみならず、広く未病社会で活用し、その価値を最大化していくことを目指しています。血管老化のメカニズム解明や、AIやPHR(パーソナルヘルスレコード)を活用した新たな診断・予防法開発に向けて、皆様との共同研究や協業を積極的に模索しております。ぜひブースにお立ち寄りいただき、明日の健康・医療について語り合う機会をいただければ幸いです。


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第29回日本心血管内分泌代謝学会学術総会
シンポジウム3「医工連携」


9月28日(日)10:30~12:00 会場:第2会場(パシフィコ横浜ノース G416+G417)


■患者個別に対応した脳循環代謝シミュレーションの臨床応用の最前線
演者:大島 まり 先生(東京大学 大学院情報学環)


■これからの医工連携
演者:小峰 秀彦 先生(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門)


■オシロメトリック血圧計による血管指標の開発
演者:斎藤 之良(株式会社 志成データム)


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<血圧計パセーサの最新関連情報>


◆国の「健康・医療戦略(第3期)」に「未病」が盛り込まれました!
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/cnt/f535999/documents/kenkou_iryo_senryaku.html


◆神奈川県みらい未病コホート研究の全体像と認知機能項目の拡充について
 (神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 准教授 中村翔 先生)
 ベースライン調査項目(生理学的検査)にAPI、AVIが導入されました。
https://www.youtube.com/watch?v=3xCaNfKKvZY


◆Granstra 【神奈川県未病オンライン展示会】
https://granstra.com/ssr/exh/APqFU7EB4zQ4XnlmRfc5/bt/6QMAf0G9Ttlmpbii97Sc


 
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